2005年11月20日

シルヴィ・ギエム ”最後のボレロ”ーボレロは古代の踊りに通じる?−4

borero再追加公演が決まり、諦めていたギエムのボレロに行くことができた。バレエ公演の会場で買ったので、よい席がとれた。プリリザーブで取るよりも、絶対よい席がとれる

ギエムの出番は2回。”小さな死”のパ・ド・ドゥはモーツァルトのピアノ協奏曲、キリアンの振り付け、ムッルとのコンビネーションとすべてが好みなので、文字通り”陶酔感”を味わえた。終了後しばらく呆然という感じだが、余りに短いのが残念だった

”ボレロ”はラヴェルの原始的な、単調なリズムが興奮をかりたてていく、かつて古代の踊りはこうだったのかと思わせる作品。ある意味”春の祭典”と似ているかもジョルジュ・ドンやパトリック・ドゥポンといった男性ダンサーの”ボレロ”しか知らないので、ある意味楽しみだった音楽が始まるとスポットライトがギエムの長い手のみを映し出し、聴衆は手の動きに釘付けとなる。徐々に全身が現れ、単調なリズムにあわせてギエムが踊りだす。ギエムの動きには一切無駄がなく、掲げる足の角度も、肢体の美しさも完璧だ音楽と踊りが進むにつれ、聴衆の興奮も高まっていく、その頂点で音楽も終わり、周りを取り囲むすべてのダンサーがギエムと共に、赤い円形のステージに崩れ落ちる素晴らしい演出、やはりベジャールは天才だったのか

”ボレロ”は一度は体験する価値がある見世物だと思う。古代の踊りの陶酔感が、天の岩戸前でアメノウズメの踊りに興ずる神々の気持ちが体感できるかもしれないギエムのような最高の踊り子を目の前で自由に躍らせていたかつての王侯貴族の生活は、何てぜいたくなんだろう


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この記事へのコメント

1. Posted by Karen Millen Dresses   2014年03月30日 12:00
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