2005年07月19日

クレモンティーヌ&カルロス・リラー一粒で二度おいしいー

クレモンティーヌクレモンティーヌが来日するというので久しぶりにブルーノートに出かけた。しかも共演者がボサノヴァの巨匠カルロス・リラアルバム”クーラー・カフェ”以降のフレンチ・ボサが聞けるのかと期待してでかけた

予想に反して、クレモンティーヌが歌ったのは、シックスティーズの懐メロフレンチソング集レトロな雰囲気の海に行きましょ的な曲、男と女のテーマ、水色の恋にサントワ・マミーまで飛び出したまあ、これはこれで彼女の声の質と合った曲が多く、なかなか楽しめたサントワ・マミーは歌唱力のなさが目立ってしまって残念だったが

その後でカルロス・リラが登場、一緒にボサノヴァの名曲”マリア・ニゲン”を歌った後クレモンティーヌは退場、カルロス・オン・ステージとなるカルロスはもう60歳を超えているはずだが、声は少しも衰えず、つたない日本語で解説を加えながら次々と熱唱していく。その歌とギターの表現力は完璧で聴衆は彼の世界に引き込まれていくクレモンティーヌファンの女性客が多いようだったが、カルロスへの拍手のほうが大きかったのも当然だろうカルロスと比べると、クレモンティーヌはルックスと声がかわいいだけのアマチュア歌手で、フランス本国ではまるで無名というのがうなずけてしまうカルロスとの共演はボサノヴァに目覚めた彼女にとって名誉のことではあるが、大きなリスクだったといえよう

カルロスがステージを去った後の、リズム隊3人によるパーカッションの共演が、恐らくこの夜のハイライトだったといえようメインの二人がいない、しかもパーカッション・イベントが一番というのも、皮肉な話だがそれだけ、サポート・ミュージシャンの質が素晴らしかったということだパーカッション、ベース、そしてギターの3人は、特に素晴らしかった。ギタリストがクレモンティーヌとデュエットしたが、その声もギターもジョアン・ジルベルトかというほどの見事な表現力だった

クレモンティーヌだけでも、カルロスだけでも、短調なライブになるところが、二人が共演したおかげで、60年代の懐メロシャンソン、そしてボサノヴァと二つの音楽が楽しめたなんか得した気分のコンサートでした


トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by ダチュラ   2005年09月03日 20:25
私は無名の作曲家です。現在、パトロンまたはスポンサーを募集しています。
ご興味があれば、私のサイトで作品を鑑賞し、その価値があると判断された場合は、
eメールにてお知らせください。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔