2005年08月

2005年08月10日

鱧尽くしとオリエンタルフラワーショー−淡路はグルメ・リゾートー

かえる淡路レポート第二弾このホテルのプールは小さくてはっきりいって残念。デッキチェアもすぐに埋まってしまうしかし、バルコニーから海が見える部屋では、海を見つつゆっくり日光浴をしながら読書もできるし、まあよいとしようか今回読んだのは京極夏彦の後巷説百物語発刊後すぐに購入したのだが、忙しすぎて今頃読んでいます
 
自然と触れるのもリゾート旅行の楽しみの一つ。淡路はアジアン・リゾートのように熱帯雨林はないが、奇跡の星の植物館というすばらしい温室がある。安藤忠雄設計の淡路夢舞台の一部のこの温室では、ちょうどオリエンタルフラワーショーが開催中だった。館内にはガムランの調べが鳴り響き、展示されている熱帯植物と熱帯雨林を模した室内の温度と湿度により、まるでアジアのリゾート地の植物園にいるような気分になれるガラス張りの巨大な温室の2階から見下ろす植物からなる景色は、見事としかいいようがないプランツギャラリーでは、サボテンやアロエなどの乾燥地に生きる多肉植物が整然と飾られ、植物からなるアートスペースという趣トロピカルガーデンではちょうどタイ風のガーデン展を企画していて、ランの花が咲き乱れている。このスペースでは、ゆったりとしたタイの音楽が流れていた。シダルームは薄暗く涼しいスペースで、暗い空間でも育つ植物が集められ、涼しさに一息つくことができる。勢いよく流れる水音でさらに涼しさが増すショースペースでは、ガゼボやかえるの像、ハイビスカスや睡蓮の池などで、バリの癒しの庭園が再現されていた
 
このすばらしい植物館の顔は、光線の具合により、時間によって変化する。夕方と昼時、二日にわたって二回訪れたが、写真をとったり、ガムランの調べに身をゆだねながらボーとしたり、淡路島特産の夏季限定の最高においしい濃厚なバナナアイスクリームを食べたりと、まるで飽きることを知らず、ゆったりとした時間を過ごすことができた
 
はもまた食べる話になってしまうが、淡路鱧尽くしには本当に感動した鱧好きとしては、このためだけでも毎年来たいと思うのではないかまず鱧と車海老と野菜のゼリー寄せでシャリシャリ感を味わう。鱧の湯葉蒸しの梅肉と木の芽のせの椀には、その絶妙の取り合わせ、素材と調理法のすばらしさに言葉もない生で食べてもおいしい鱧を、惜しげもなく炭火で焼くこの贅沢ポン酢ソースも梅肉ソース共にほかでは味わえない写真の鱧アスパラ巻揚げの香ばしさといったら何とも表しようがない鱧すきもおいしいのだが、感動できないほど他の料理が素晴らしい、ただし一緒に供せられた白ダツには、初めて味わう食感に脱帽だ写真はデザートのマンゴーとメロンの桃スープもう言葉もありません僕のような鱧好きじゃなくても感動間違いなしです。お酒は品評会優勝の地元淡路の千代の縁という銘柄を頼んだけど、まったく鱧に負けていない。アイスクリームから、野菜、魚介類、神戸牛や松坂牛の元だという淡路牛、そしてお酒までもすべてがおいしい淡路、恐るべしです
 
バケーションに必ず持っていくのが音と香り。仕事を忘れ、リラックスしながら日光浴をしたり、読書をするのに不可欠だ香りは今回はお気に入りのモロッコ・オレンジ・ブロッサムを持ってきた。鱧尽くしの後にはアイポッドとこのお香、そしてブルース・ウェーバー特集のブルータスの出番だ
 
好きなお香を焚き、ボサノバ・MPBのような癒し系のお気に入りの音をかけながら、素晴らしい食事とお酒の余韻に浸るのは真に至福の時だ本当に、この一瞬を味わうために働いてるといったら、言い過ぎだろうか一生懸命働いているからこそ、これだけ感動できるのがバケーションではないか
 
この感動を味わい続けるために、できる限り引退は遅らせたいと思う、今日この頃です

2005年08月09日

明石の鯛と蛸、地場の野菜を満喫ー淡路は日本のシシリア?−

siratamaバケーションでやってきたのはウエスティンホテル淡路明石と淡路の食材を堪能しつつ、プールでリラックスしながら読書三昧というのが今回の目的思った以上に満喫しています
 
淡路に来たのは初めてだけど、まず驚いたのがその穏やかな海。内海ということもあるのだろうが、関東の太平洋の荒波が打ち付ける海岸とはもって非なるものその穏やかな鏡面のような海面はかつて訪れたシシリア島のタオルミーナを想起させる。ここでクルージングをしたらどんなに気持ちがいいだろうもう一つ、シシリア島との共通点があった、食材の新鮮さだ明石の蛸に鯛、淡路の鱧、そしてこんなに味のある野菜を食べたのはまさにシシリア以来だグランブルーの舞台となったホテルと安藤忠雄設計のホテルも雰囲気が非常に似ている。プチシシリア旅行気分だ
 
ついてすぐのランチはプチ懐石。夏らしいゼリー寄せで始まり、明石の蛸と鯛、淡路のいかの御つくりへと続く。これを食べ終わった時点で”きてよかった”って感じ明石の蛸はなぜか甘い、しかも活きがよいのでコリコリ鯛も烏賊も同様次のプチ鍋には大好物の鱧、出汁加減も絶妙だおこわと一緒に出されたのは茶碗蒸し。関西では定番だが、油ののった魚が入っていて味わい深かった。写真のデザートの白玉の洋ナシソースかけは絶品こんなに甘くて、おいしい白玉は初めてだ対極の苦いお薄がさらに味をひきたてる。
 
夕食は和食を堪能したので洋食!ビュッフェメインのレストランなので余り期待していなかったのだが、素晴らしかったそもそも関西では和食に徹するので、洋食を食べた記憶がない。実は洋食も素晴らしいのかも
 
まず食材が素晴らしい毎朝とれたての淡路島近海の魚介類と島の有機野菜をふんだんに使う突き出しは淡路の人参で作ったババロア。甘くてこくもあるがすっきりした夏らしい一品、最初から”やられた”って感じ前菜は淡路の鯵と野菜のカルパッチョ。鯵はフォークで触れるだけで身が引き締まっているのが分かる関鯵に劣らないのでは海流が強いことの好影響だろう。トマトを極薄にスライスし、カラメルを絡めたものは絶品かぼちゃは元来甘くて苦手なのだが、ここで供せられた一品のこくの深さは苦手意識を変えさせるに足るほどだスープは冬瓜の冷製スープ。そのスパイスが効いたような味わいは、じゃがいものビシソワーズをはるかに凌ぐ。複雑な味わい魚料理は明石の鯛のポワレ。食材の素晴らしさはもちろん、カリッとした焼き具合も絶妙供えつけのハーブがまさに生きていて、普段食べている死んだものとは比べようがない肉料理は好物のシャラン産の鴨にした。噛めば噛むほど味が出る。鴨からとったソースも申し分ない。デザートのびわのコンフォート、レモンムース、コーヒー、全ておいしかった
 
カレラこの素晴らしい料理にあわせるワインだが、取って置きの一本が見つかった写真の97年の彼らのマウント・ハーラン・メランジェカレラの極上の単一畑銘柄のピノ・ノワールをブレンドしたもの。ワインの質、熟成度、料理とのマリアージュ、これ以上を望むのは酷だろう
 
素晴らしい休暇の始まりだけど、いつもグルメ旅行になっちゃのはなんでだろう明日も珍しくまたグルメ日記になりそうです。

2005年08月08日

郵政民営化法案ー否決当然、総選挙もしょうがないか?−

郵政民営化法案が参議院で否決された。ここ数日の動きを見ていると、予想通りの結果といえるだろう。なぜ否決されたのかについては、いくつか理由があると思う。
 
第一の理由は郵政民営化が国民にとってプラスかマイナスかがきちんと理解されていないことではないか?過疎地の郵便局は当然赤字であっても、残すべきだと思う。反対に、我々の血税が郵便貯金から道路公団などに還流する流れは、断つべきだろう。この法案のメリットとデメリットの双方が十分に説明されていないことで、議員さん自身が理解されていなかったり、十分審議をつくしていない法案をとおすことへの抵抗感があったのではないだろうか?
 
第二の理由は、執行部のコミュニケーションのとり方が下手すぎたことだろう。衆議院採決前の執行部による恫喝で、多くの議員の反感を買ってしまったことが、今回の採決の結果に大きく影響しているのではないか?
 
第三の理由は、第二の理由にも関連するのだろうが、勝ち馬にのるといった心理が働いたのではないか?マスコミによる数々の報道で、法案否決が優勢という状況は、議員であれば当然把握していただろう。また、法案否決イコール衆議院解散という首相のやり方に、ついに森前首相までがさじを投げたという報道が飛び出しては、”首相についていっても大丈夫か”という心境になってもいたしかたなかろう?
 
私自身、郵政民営化がプラスなのか、マイナスなのか理解しておらず、この法案自体について語るつもりはない。しかし、一つだけいえるのは、もっとうまいやり方があったのではないか?ということだ。
 
まず、法案についてプラスとマイナスをきちんと説明し、国民一人一人に理解していただくことが大切だったのではないか?次に、反対派の議員の意見ももっと聞き、少なくとも過疎地の郵便局については赤字でも維持するなどの特例を設け、融和を図ると共に、過疎地の方々の不安を取り除くべきだったのではなかろうか?そして、態度を決めかねている議員を味方につける際にも、上から下への恫喝ではなく、下から上への態度で協力を仰ぐべきだったのではなかろうか
 
ともかくも法案は否決されたわけだが、解散総選挙については、残念ながら、やむをえないのではないだろうか?NHKのインタビューでいくつかの政党の幹事長や幹事長代理が、否決が国民の意思の表れだと語っていたが、果たしてそうだろうか?今回の参議院での否決イコール国民の意思とは全く思えない。この時期の解散は政治空白を生むなどの理由で問題だという意見も一理あるが、もうこうなっては郵政民営化の賛否を国民投票に問うしか道はないのではないか
 
国民が郵政民営化に反対なのか、賛成なのか、もうすぐ答えがでるだろう。少なくとも私は、投票の前に出来る限りこの法案についての情報を収集し、理解に努めるつもりだ。

2005年08月07日

写真家ブルース・ウェーバー −ファッション写真だけどアートー

burutusブルータス最新号のテーマはブルース・ウェーバー僕のもっとも尊敬するフォトグラファー、写真集も5,6冊は持っている。一人の写真家を特集しちゃうんだからブルータスは流石だ

ブルース・ウェーバーの写真の特徴は1.モノクロ、2.カルバン・クラインのキャンペーンシリーズで有名になるなど、ファッション・フォトグラフィーが基本、3.セレブのポートレイトも多いが、無名の人のポートレイトも多い、4.女性よりも男性のポートレイトに秀作が多い、5.ファッション写真だがアート性があり、他の写真家と差別化される、6.犬の写真も多い、といったところだろうか?

そのかっこよすぎる作品からメイプルソープのような細身で、おしゃれで、かっこよい人物を勝手にを想像していたのだが、ブルースは写真のような人のいいおじさんって感じ最初にブルースの写真を見たときはその作品とのギャップに相当驚いた

最初に購入したブルースの写真集”オ・リオ・デ・ジャネイロ”はまさに衝撃的だったリオを舞台に繰り広げられる彼独自の世界。”ああ、なるほど”とあるとき気づいたのだが、PRIDEで有名になったグレイシー一族の写真が多く収められている女性がダンスをするように男性に投げを打っているシーン、ヒクソンが赤ん坊を宙に放り投げ、もう一人が受け止めようとしているシーンなど、現代では考えられないシーンで一杯だ一番好きなのは見開きの、投げられたボールをジャンプして口でキャッチする犬の写真、その躍動感は実際に見ていただかないと実感できないだろうほとんどの写真がモノクロだが、赤のカラーフィルターを装着したような、赤黒写真とでもいうべきものもいくつか収められ、それがものすごくかっこよく、その頃、自分のコンタックスに赤フィルターをつけて撮影したりしたものだ

ブルースの写真集では男性ポートレイトに秀作が多いのだが、彼には悪いが当然女性の写真の方が好きだ。他には”ハウス・イズ・ナット・ア・ホーム”のインテリアや犬の写真など、良き時代のアメリカを思い起こしてくれる叙情的な写真がすばらしいと思う

コーネルに留学していた頃、その後の数年間は相当アートインクラインドしていたので、日本でも海外でも写真集をよく購入していた。ブルースの写真集とかものすごーく重いんだけど、出張やバケーションのたびに相当買い込んでいた。それから10年、今は写真集を買うこともほとんどなくなってしまったというわけで、1997年以降の作品は残念ながら1冊ももっていない今回、ブルータスを見て、驚いた。14冊も出ているんだ最近またアートへの興味もわいてきたし、写真を撮りたいという欲求も少しは出てきたので(写真はいいかげんにとると、構図がよくてもまったく心を打たない写真になってしまうので、情熱が必要)ブルースの写真集購入してみます問題は売っているかだけど(少なくとも昔はすぐ売り切れた、ブルータスによると”オ・リオ・デ・ジャネイロ”の保存がよいものは$2000もするらしい

ブルータスによると、9月からシネマ・ライズでブルースの新作映画が公開されるということだ。”トゥルーへの手紙”というその映画は愛犬トゥルーに宛てた手紙という形式のドキュメンタリーらしい。写真好きな人も、愛犬家の方も是非どうぞ、きっとおすすめです9月半ばには表参道の旧紀伊国屋跡地で1ヶ月限定のショップもオープン、写真展も開かれるそうです、こっちはマストかも


2005年08月04日

小林古径展ー印象派に劣らぬ日本の美ー

小林古径小林古径展は予想以上に素晴らしく、その画風の広がりに感銘を受けた。

古径の作風はいくつかの時代に分類される。まず初期の明治時代後半には歴史画を描いている。それ自体は他の画家と比べて特に優れているという感も受けなかったが、それよりもスケッチに心を惹かれた。この時代のスケッチブックが芸大に残されていて、展示されていたのだが、そこに描かれた花、猫、鳥、虫、鼠や人物などの精緻なスケッチから、古径の基礎がこの時代に築かれたことが分かる。

こうした写生や模写をもとにした高い技術の歴史画に、大正ロマンの息吹が加わったのが写真の”極楽井”である。その華やかさはそれ以前の毅然とした画風とは明らかに一線を画している。絹の裏側から金箔を貼る伝統の裏箔技法により、少女たちの衣装の華やかさは増幅されている。この作品以外でも、”竹取物語”の六連作の華やかさは、見るものを平安の時代の優美さ、雅やかさの世界へ誘う。”木蓮”や”芥子”も実物よりも遥かに雅やかで”ほー”とさせられる。圧巻は”機織”で、ヨーロッパ留学の模写の成果らしいが、華やかさの上に機や女性の着物に非常に細い、繊細な線が用いられていて圧倒される。

昭和になると古径の興味は生き物に向けられる。二曲一双の琳派風の”鶴と七面鳥”の鶴の躍動感とそれに対する七面鳥の堂々さは見事というほかはない。”孔雀”の荘厳さは動物ではなく、仏が変化したかのようである。”猫”の顔つきは猫のそれではなく人間のそれのようで、堂々としている。

古径の描く草木、花々には独特の質感がある。柿を多く描いているが、木々にたわわに実った柿の実も、鉢に入った柿の実も、すべてみずみずしい。二曲一双の”唐蜀黍”はやはり琳派風で、左は動的で、葉の色が濃く、右は静的で薄く、対照的に描かれている。素晴らしい作品だ。

人を描いた作品では、切手にもなった”髪”は当然のように人目を惹く。細い線を重ね合わせて描かれた髪の毛の質感が素晴らしく、”機織”同様ヨーロッパ留学の模写の成果が結実しているといえよう。”琴”の少女の着物の美しさもこうした成果の一つだろう。その表情や指使いなど、印象派の巨匠にもひけをとらない。晩年の作品”楊貴妃”は、能面に映された悲しみの表情と、その衣装の華やかさとのギャップが心を打つ。

心惹かれる作品がこんなに多い展覧会も珍しい。ほとんどが秀作である。私が鑑賞した7月17日は東京展の会期の最終日前日であったが、出品目録によると、この後期に見られたのは全体の半分強に過ぎない。

この展覧会は7月26日から9月4日まで京都国立近代美術館で開催中である。残りの半分を見れるなら、是非とも夏の暑い京都に行きたいものだ。


2005年08月03日

ニフティ、エキサイトに携帯向け検索連動型広告配信開始!

ニフティ8月1日、弊社はニフティ、エキサイトに携帯向けディレクトリー並びに携帯向け検索連動型広告の配信を開始したこれにより弊社のパートナー様はビッグローブ、ライブドア、エフルートを展開するビットレイティングスと合わせて5社となり、恐らくヤフー、MSNを擁するオーバーチュアに次ぐ検索数を獲得したこととなった
 
携帯向け検索連動型広告はここにきて急に盛り上がってきた先月グーグルが携帯向け検索エンジンベータ版をを発表、恐らく来年になるだろうが、正式版投入と同時に携帯版アドワーズも開始されるかもしれないさらに今週、gooが魔法のアイランドに独自の検索エンジン提供を発表したオーバーチュアのCPC価格も徐々に高騰しつつあり、カテゴリーも増やす予定らしい正式版投入の環境が整いつつあるようだ
 
今まで携帯には余り力を入れてこなかったポータル各社が、オークション、ブログなどのメニューを拡充したり、弊社のディレクトリーを導入したりと 、携帯にPCポータルと同様の機能を投入し始めているさらにオーバーチュア、弊社に続いてグーグルも携帯市場向けのプロダクトを投入してきた2006年のナンバーポータビリティーに備え、役者がそろい始めたといった感がある
 
携帯向け検索連動型広告にはまだまだ課題が多い。1.検索数がPCと比べ、まだまだ少ない、2.売れるカテゴリーが出会い、消費者金融、着メロ・着うたなどに限られている、3.CPC単価がまだ低い、などが挙げられる。対策はいろいろある
 
1.については携帯での検索がポピュラーになるにつれ、徐々に増えていくだろう。弊社などのディレクトリー、グーグルなどの検索エンジンを各ポータルが導入しつつあるのはグッドニュースだPCの機能を携帯にもどんどん付加することでトップのPVが増えることで相乗効果が得られよう。2.については代理店様と協力して、売れるカテゴリーを増やしていくことだ。弊社でもいくつか案があり、代理店様にそのカテゴリーのお客様へのプッシュを頼んでいるところだ3.については、オークションモデルの効果で、携帯向け検索連動広告が浸透するにつれ、徐々に上がってくるだろう。コンバージョン率アップの努力も欠かせない
 
2004年秋の導入時から今まで携帯向け検索連動型広告を牽引してきたのは、モバイル業界専門のベンチャー企業だった。ここにきてお客様からの認知度が高いライブドア、ニフティ、ビッグローブ、エキサイト、gooなどが力を入れ始めた。モバイル専門業者ばかりでなく、こうしたポータルと付き合う会社が生き残っていくだろう。2006年の業界地図は一挙に書き換えられるかもしれない
 
弊社も取り残されないように頑張るつもりである
 

2005年08月02日

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐-人の二面性を描くー

star warsスター・ウォーズ エピソード3、行ってきましたようやく全ての謎解きができた感じで満足ですダース・ベイダーの呼吸音はこうやって生まれたんだーとか。以下気付いたことをあげていきます。

まず、アレキサンダーと違い、なぜスター・ウォーズがこんなにアメリカで受け入れられているかも今回はじめて気づきました共和国=民主主義=善=ジェダイ=アメリカで、帝国=独裁主義・共産主義=悪=シス=ソ連(第1作公開時は冷戦真っ最中)という非常に分かりやすい話だったんですねオリバー・ストーンはアレキサンダーを独裁者を倒す民主主義の体現者として描かずに、独裁者に変貌していく、母国の貴族の娘よりも異教徒の娘と結婚する裏切り者として描いたため、保守派から敬遠されたわけですが、ルーカスは商売がうまいんだなーと感心してしまいました

次に気付いたのが皇帝の政治家としての偉大さです。最初に公開されたスター・ウォーズはエピソード4で、独裁者である皇帝が率いる強大な悪の帝国に、自由と民主主義を求める共和国再興をもくろむ善の同盟軍が闘いを挑むというものでした。帝国が初めからあって皇帝は初めから偉いという前提で見ていたので、皇帝の偉大さは分かりませんでした。しかし、実は共和国により平和の時代が長く続いていた時代を耐え忍び、ダークサイドに陥りがちの人間の欲望をうまく操り、ついには帝国を築きあげたわけです。皇帝パルパティーンは稀代の名政治家といえるでしょう

シリーズの深みも理解できました。このエピソード3で終結してしまうと悲惨な話ですし、エピソード4から6だけ見ていると、ただの薄っぺらい善が悪に勝つよくあるパターンのアメリカ映画です。このスターウォーズシリーズが素晴らしいのは、人間には強さと弱さ、善と悪の両面があることを描いている、しかし、人間は基本的には強く、そして善であるという希望の物語となっていることでしょう

人間は弱く、一度安定した生活を手に入れても、さらなる権力を浴して腐敗することもある、しかし基本的には善であり、悪があまりに蔓延ると悪を倒すために立ち上がり、あの弱かった人間とは同一人物とは思えない強さを発揮する共和国が滅び、帝国が生まれるが、あの強大な帝国が弱小な同盟軍により最後には滅ぶ、また、アナキンはダークサイドに一度は落ちダース・ベイダーとなるが、最後には予想外に善の心を取り戻し、ルークを助ける最終的には善が勝つ、人間はやはり素晴らしいと思わせてくれる映画です

一番考えさせられ、気付かされたのは、やはりダークサイドに入る可能性の強い人を重要なポジションにつけてはいけないということでしょう。アナキンがダース・ベイダーになってしまう理由は1.愛するものを守りたいという純粋さ、2.夢から愛するものが死んでしまうという思い込みの強さ、3.愛するものの死を受け入れられない、達観ができない幼さ、4.愛するものひとりの命がその他大勢の人たちの命より大切という偏狭さなどが挙げられますが、そもそもアナキンをジェダイにしたこと自体が間違いだったわけです。能力が高い、戦闘能力の高いものが敵に寝返ってはしゃれにならないわけで、ハイリスク・ハイリターンすぎる選択だったわけではないでしょうか

弊社はローパフォーマーに優しい会社です。ローパーフォーマーでも会社とベクトルが合っていれば、少なくともプラスになりますからハイパフォーマーで、自己主張が強すぎる人で、会社とベクトルが合わなくなる可能性が高い人は、合わなくなったときは大きなマイナスのベクトルとして働いてしまいます。弊社だったらアナキンよりもR2D2を選ぶことでしょう

シリーズ3とシリーズ4の間を描くテレビシリーズが今から楽しみです


2005年08月01日

金太郎飴偏重社会から個性重視社会へー芝浦アイランド計画ー

sibaura 芝浦アイランド計画というプロジェクトが進行しているのをご存知だろうか?三井不動産などがJR田町駅の芝浦口からまっすぐ歩いて7,8分ほどの、旧海岸通りと海岸通りの間の埋立地で進めている巨大プロジェクトだ。49階建ての超高層住宅数棟にスーパー、医療クリニック、幼稚園・保育園、公園など約4000戸、10,000人の人が暮らす街を造ってしまおうという構想らしい

さらにこの芝浦地区と天王洲地区にハーバーを建設しようという構想を東京都が先月発表した恐らくこの芝浦アイランドのあたりにできるのではないか?レストランに高浜運河沿いに店を出す権利を与え、船でレストランに食事に行けるらしい

実は私もこのエリアに住んでいるのだが、シーカヤックか小型のモーターボートを買って、T.Y.ハーバーブルーワリーに船で行けたら面白いのにという話を友人によくしていた”よくそんな面白いことを考えるよね”って言われるだけで、あんまり相手にされなかったがモーターボートは家の前の運河につなぐと不法係留で都か国から文句を言われそうだが、カヤックは家のストーレージに入れておけばよいので、今でも真剣に考えているそこにこのハーバー計画のニュースであるハーバーが完成したら絶対に船を置こうと心に決めた休日は葉山の後輩のクルーザーに乗せてもらうとして、平日はうちの船でお台場まで飛ばして、レインボーブリッジとフジテレビを見ながらワインを飲めたら最高だろう家の周りにマンション建ちまくりで、もう家からレインボーブリッジ見えなくなったし

そういうわけで、昨日ユーフォリーヨットクラブの昔のメンバーとゴルフに行った際に、この芝浦アイランドとハーバー計画の話をして、モーターボート購入計画を持ちかけたその時、外資系投資銀行に勤めるひとりのメンバーが面白い話をしてくれた。彼と今ロンドンにいるメンバーが東大の都市工学学科に在籍中に、ゼミで取り上げられたのが、まさにこの芝浦アイランドプロジェクトだったそうだほとんどの学生が小規模住宅が密集する案を出してきた中で、そのロンドンにいるメンバーが超高層住宅プロジェクトを発表したそうだ。そして、ヨット好きの外資系投資銀行のメンバーはヨットハーバーがある街づくりを提案したそうだ。

残念ながら16,7年前、二人の意見は両方とも一笑にふされてしまったそうだその二人の少数意見が16,7年後の現在まさに現実化しようとしている反面、ほとんどの学生の意見である小規模住宅が密集する街づくりはブループリントで終わってしまった

1980年代終わりごろの日本は、個性的な人物や意見は敬遠され、組織で皆と同じように行動することが好まれる時代だった。街を走っている車も白の四角い車体のセダンばかりだった私は朱色のVWシロッコに乗っていたが、なんで同じ値段だったら白いBMWの318にしなかったんだとよく聞かれたものだ

2005年、日本も世界標準に近づき、ようやく個性が重視される時代になった。今まで肩身が狭かった我々の時代だちょっと早く生まれすぎちゃったけど、最近は楽しいです